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ドン・キホーテ☆☆☆☆ [感想2005]

2005年7月2日ドン・キホーテ☆☆☆☆於 新国立劇場オペラ劇場


キトリ・・・・・・・・・・・・・・本島美和
バジル・・・・・・・・・・・・・・逸見智彦
素晴らしいできとは思うけど,何しろ先週のザハロワがトンでもない名演だったので.
比較するのが可愛そうとは思うけど,カスタネットのバリアシオンは165°ぐらいしか足が開いていないし(ザハロワは180°以上)
最後のフェッテもダブルを入れたのは最初の数回だけだし.
なぜか最後のヴァリアシオン,扇子を持たないで踊ってましたね?
ボリショイではこの演出もありみたいですが.


 [雑談]

ホロホロ鳥やら鴨のコンフィやらを買っているここのサイトやたらとおまけをくれます.
たかだか3000円程度の買い物をしただけなのに,オリーブオイルと岩塩をおまけに送ってくれました.


新国バックステージツアー [雑談]

新国バックステージツアーに行ってきました.
久しぶりにHPに書き込みました.いやーー面白かったーーーー.
皆さんも是非行ってみてください.


新国ドン・キホーテ☆☆☆☆☆ [感想2005]

2005年6月26日ドン・キホーテ☆☆☆☆☆於 新国立劇場オペラ劇場


キトリ・・・・・・・・・・・・・・スヴェトラーナ・ザハロワ
バシル・・・・・・・・・・・・・・アンドレイ・ウヴァーロフ
ドン・キホーテ・・・・・・・・・・長瀬信夫
サンチョ・パンサ・・・・・・・・・奥田慎也
エスパーダ・・・・・・・・・・・・イルギス・ガリムーリン
指揮・・・・・・・・・・・・・・・ボリス・グルージン
演奏・・・・・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団
プリマドンナオペラと言う言葉があるけど,今日のドンキはまさにプリマドンナバレエ.
一幕からザハロワとウヴァーロフが飛ばす飛ばす.
プロローグの後,装置が飛んで一幕へ.
ウヴァーロフは始めはリフトも重そうだったのだけど,片手リフトは2秒ぐらい止まってるし,ザハロワは相変わらず物凄いオーラに包まれているし,ウヴァーロフも滞空時間の長いジャンプを決めるし物凄い拍手でした.

終幕のパ・ド・ドゥ,眠りの時にバランスで失敗したザハロワも今日はバランスがみんなきれいに決まり,アダージョが終わった後は「どうかしら?」という表情を見せてました.高い片手リフトやフィッシュダイヴも決まって,最後のフェッテはダブルも入れてかなりのスピードで廻る廻る.
とにかくザハロワ=ウヴァーロフのコンビを見るための公演でした.
もちろんコールドはきれいだったし,装置や照明もきれいでしたが,主役の二人がとにかく凄い.


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ベルリン国立バレエ「ラ・バヤデール」☆☆☆☆☆日本におけるドイツ2005/2006 [感想2005]

2005年6月19日ベルリン国立バレエ ラ・バヤデール☆☆☆☆☆於 東京文化会館大ホール


ニキヤ・・・・・・・・・・・・・・ディアナ・ヴィシニョーワ
ソロル・・・・・・・・・・・・・・ウラジーミル・マラーホフ
ガムザッティ・・・・・・・・・・・ベアトリス・クノップ
ブロンズアイドル・・・・・・・・・マルチン・クライエフスキー
振り付け・演出・・・・・・・・・・ウラジーミル・マラーホフ
指揮・・・・・・・・・・・・・・・アレクサンドル・ソトンコフ
演奏・・・・・・・・・・・・・・・東京シティフィルハーモニー管弦楽団
セットが美しい,衣装が美しい,マラーホフが美しい,ヴィシニョーワが美しい.とはいえ,金をかけたセットとは思えません.新国でもつくれそう.
基本はマカロワ版です.
主役の女性二人,表現力が素晴らしいですね.超絶技巧はほとんど出てこないこのバレエ,美しさと表現力がないと楽しめません.
三幕の「影の王国」例のアラベスクでコールドが出てくるシーンの幻想的な美しさ.
ブロンズアイドルもよく飛んでました.
最後の寺院崩壊もゴージャスに崩れていました.
でもね,ニキヤ!ソロルみたいな優柔不断な男やめときなさい
しかし,マラーホフ,どれもこれも決めますね.
いえね,今朝「題名のない音楽会」が新国のバレエ団だったのに,ドンキのバランスもリフトもことごとく決まらなかったから.
来週からの「ドンキ」大丈夫なのかしら.


6/20追記
終幕で,さっさと結婚式を挙げたいガムザッティがソロルに絡もうとすると,すーっと割ってはいるニキヤの演技がうまかったわ.
ビシニョーワってマリインスキーのプリンシパルなのに「白鳥」を踊ったのは新国が初めてだったらしいわね.マリインスキーはプリンシパルの層が厚すぎて,新参のヴィシニョーワに「白鳥」は廻ってこないらしいわ.


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青いサカナ団「トリスタンとイゾルデ」日本におけるドイツ2005/2006 [感想2005]

2005年6月1日国立オペラ・カンパニー青いサカナ団 トリスタンとイゾルデ☆☆☆☆於 なかのZeroホール


トリスタン・・・・・・・・・・・・田代 誠
イゾルデ・・・・・・・・・・・・・飯田みち代
ブランゲーネ・・・・・・・・・・・小畑朱美
マルケ王・・・・・・・・・・・・・斉木健詩
演出・・・・・・・・・・・・・・・粟國 淳
指揮・・・・・・・・・・・・・・・神田慶一
演奏・・・・・・・・・・・・・・・Orchestre du Posson Bleu
6/20追記 客席に若杉センセがいらっしゃいました.4列目の端のほうだったのでご招待席ではないのかもしれません.そういえば若杉センセいつも端っこや後ろの席にお座りのことが多いようだけど,自腹なのかしら?



さすがの田代パパもトリスタンぐらいの大役になるとやっとこさの感がありました.
この大作を指揮の神田慶一が各幕1時間程度にまとめた演奏です.
粟國さんの演出は,高さの違う木箱とスクリーンだけという簡単なものだけど,貧乏くささはありません.スクリーンが飛ぶとマルケ王が出てくるという設定.単純だけどそれなりに効果があったと思いました.
はっきり言って一番声が出ていたのはブランゲーネ役,小畑朱美さんでした.
オケが小振りで(30人ぐらい?)弦の音が貧弱.ワグナーの官能を表現するのはちょいと辛いかも.
とはいえCD聞くのも嫌になりそうなトリスタンを面白く見られたので結構満足しました.


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全裸バレエ「白鳥の湖」 [オペラ・バレエ]

Mr SutherlandことRichard Bonynge指揮の「La Bayadère」と一緒に届いたアダルトビデオ,「全裸バレエII 白鳥の湖」
基本的にアダルトエロビデオなのだけど,役者さん達がそれなりにバレエを踊れるのにビクーリ.
女優さん達はみんなポアントで踊るし,男優さん達もリフトやサポートが見事で,もちろんプロのダンサーと比べると見劣りがするけど「それなりにバレエ経験あります」です.
アクロバティックな体位もあったりして,結構(*´д`*)ハァハァハァアハァでした.
特にヲカマのあたくしとしては,立派なガタイの男優さん達がオデットに顔射するシーンは(*´д`*)ハァハァハァアハァでした.
さて,最近は「カフェテリア方式」の福利厚生で,DVDや書籍に対しても補助が出るのですが,「アダルトDVD」にも補助が出るか試してみようと思います.



ボニングのLa Bayadère,相変わらず「(°Д°)ハァ?」が多いですね.
ボニングって「原典版」が命のはずなのに,なぜか「ランチベリー版」が基本です.
そりゃバレエのスコアなんかまず手に入らないし,どの公演もピアノ譜から編曲が普通ですから.
ボニングの「改訂」って本当に分からないことが多いわね.
オッフェンバックの「ホフマン物語」典型だったけど.
ま,いいか


祝新国新監督 [オペラ・バレエ]

次期新国オペラ監督が若杉センセに決まったようです.


16日追記.ノヴォになる前はよく新国の客席で若杉センセを見かけたのだけど,ノヴォになってから,あまりお見かけしませんね.何か含むところがあるのでしょうか・
ちなみに若杉センセもスモーカーです.
タバコの警告が大きく表示されるようになったようです.
文言も色々あるようで,これからは「マイルドセブンライト『肺ガン』と『肺気腫』一つずつ」って言わなければなりません.
一緒に写っているのはkomboloiと言うギリシャのworry beadsです.
数珠ではありません.


トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団公演☆☆☆☆ [感想2005]

2005年6月12日トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団公演☆☆☆☆於 ゆうぽうと


テレビでは何度も見ていたけど,実演を見るのは初めてでした.
さすがに本物のバレエ団と比べると見劣りするところも多いけど(足が開かない,リフトができない)けど,そこを逆手にとっておもしろおかしく仕立ててます.
Fish diveで女性を舞台にたたきつけるなんて面白かったわ.

    第一部
  • 白鳥湖第二幕
    第二部
  • パキータ パ・ド・トロワ
  • 海賊 パ・ド・ドゥ
  • 瀕死の白鳥
    第三部
  • ライモンダ第三幕


パ・ド・ドゥやトロワは大柄の女性と小柄の男性(どっちも男性だけど)の踊り手を絡ませることによって,体格的に絶対リフトできないような設定にして,強引に持ち上げてヨロヨロしたり,プレパラシオンを全力疾走したり,黒衣が手伝ったりと笑わせる設定になってます.
瀕死の白鳥はチュチュから羽根ががこぼれ落ちるお決まりの振り付け.
でも,今朝たまたまアナニアシビリの瀕死を見たばかりだから羽の動きがいまいち.
ライモンダで見てみると,基本的にプティパの振り付け通りです.
グラン・パ・クラシク・オングロワの出だしのところで足を思いっきり上げるところ,ザハロワだとほとんど顔の横まで足が上がるのですが,もちろんトロックスのメンバーは上がりません.そこで,男のダンサーが手で持ち上げます.
その後のヴァリアシオンはキメのポーズを思いっきり派手に決めます.しつこいほど決めます.果てしなく決めます.
ライモンダのヴァリアシオンはほとんど笑わせるところはなく,ボリショイと全く同じ振り付けで踊ります.手も叩きます.
今度が20回目の来日とかで,固定客も多そうですが,おまえら本物のバレエ見たことあるのか?
本物を知っているとなおさら面白いと思いました.
一流の芸術家集団とは言い難いけど,それなりに実力もあるし,何しろ笑わせてくれるから,毎回行こうと思わないけど,それなりにお勧めです.
ま,ライモンダフェチのあたくしとしてはライモンダが見られれば良いのだけど(今年4回目のライモンダ第三幕)
来月はABTで全曲版だ!



今朝と来週の「題名のない音楽会」はバレエ特集です.新国バレエ団が踊ります.
引退した志賀三佐枝さんもニキヤを踊ってました.


オペレッタ狸御殿☆☆☆☆☆ [映画]

パゾリーニやフェリーニの映画と同じで,鈴木清順の映画に「意味を求める」のは
お馬鹿さんです.
痩せても枯れても鈴木清順,腐っても鈴木清順,面白かった!
オダギリ・ジョー,チャン・ツィイーのカップルが美しかったし,
クドカンのドラマで逝っちゃった薬師丸ひろ子の演技も凄かったし,
まさに「どうなってるのこの映画?」的な面白さ.
流石は鈴木清順!
オダギリ・ジョーが薄いすね毛を見せまくりで(*´д`*)ハァハァハァアハァでした.
色づかいのどぎつさ,わけの分からない進行,「真夜中の弥次さん喜多さん」
以上にへんてこでした.
「チゴイネルワイゼン」「陽炎座」以降の作品が(°Д°)ハァ?っていうのが多かったのだけど,この作品は面白い!
隊長!是非見なさい!


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